いきなりですが
「冬アウターのお手入れ」
はたして需要があるのか、疑問ですがやりますよ!!
本日のお題は・・・
「レザーアウター」
まずはお手元のレザーブルゾンをチェックしてみてください。
・全体的にカサカサして、ツヤのない表情。
・袖口、裾口が摺れて白っぽくなっている
・シワになりやすくなったような気がする
なんて事はありませんか???
そもそも革製品も動物の皮膚。乾燥には弱いんです。
日本の冬のカサカサと乾燥している屋内外ではレザーの表面が乾燥してしまい養分が抜け落ちてしまいます。
栄養分が抜けた革は、シワにもなりやすく、
出来たシワには「汚れ」や「ホコリ」が溜まりやすい状態です。
そんな状態で放っていてしまっては、せっかく頑張って買ったレザーブルゾンが台無しに・・・・・
ちなみにクリーニング屋さんでも、そうなってしまったレザーブルゾンは中々引き受けられないそうです。
そうなる前にお手入れをして良い状態をキープしておきましょう!!って事です。
①、汚れた表面を綺麗にしましょう。
ブルゾン本体の汚れを、ブラシで落としてください。ブラシがない場合は乾いた布で
乾拭きをして下さい。汚れがついてしまった場合は市販されてる「汚れ落とし」や固く絞った布 で叩くように拭いてもOKです。ただし色物のレザーには注意してください。
人間でいう、洗顔です。
②、レザー用クリームを塗り込む。
表面を綺麗にしたら、レザー用のクリームやコンディショナーを使って全体に塗り込みましょ う。市販されているもので数百円、持っておいて損はないかと。
塗り込んだらしばらく放置です。革に浸透するのを待ちます。
人間でいう、乳液でしょうか。
③、コーティングをする。
全体にクリームが馴染んでしっとりしましたら、表面をコーティング。
防水スプレーの出番です。
使い方はスプレーの注意書きに沿って使用してください。
「防水スプレー」って水を弾くだけでなく、汚れからも守ってくれます。
使用中はもちろん、保管する前にも使用してもOKです。
人間だと。。。よくわかりませんがナイトクリームでしょうか?
④、通気性の良いカバー等にて保管
そのままの状態でも悪くはないですが、出来れば通気性の高い布製のカバーで保管しま しょう。
と、こんな感じです。
他のアウター・商品と大きく違うのは、手をかけた分だけより良くなる。という事。
僕は店頭で接客させていただく時に、
「レザーブルゾンは購入時で60%位の完成度」
と、お伝えしています。
これは、レザーそのものが着用を繰り返す事によって変化していき、
いわゆる”育てる”事が出来る事からお伝えしております。
レザーブルゾンは数年使用された”少しクタっとした”方がかっこいいですもんね。
お手入れもその”育てる”一環だと思っていただければOKです。
注:あくまで簡単な方法です。お手入れは自己責任の下、よろしくお願いします。
後、当店に陳列されている洋服はインポートブランドが多いですが、やっぱり日本人にぴったり合うのは日本のブランドです。ジャパン製、東京ブランドの洋服お持ち下さい。
ちなみに上記掲載のレザージャケット、某東京ブランドの物です。こんなにきれいなシルエットのジャケットはインポートでは間違いなくありません!!
なので是非お持ち下さい。お待ちしております。
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